年末年始の諸々とこれからのこと

お世話になります。眞冬です。

 

去る2022年1月1日、Twitterにてスペースを開かせていただき、そこで話題に挙げた内容について、一部はかいつまんで、一部は補足してつらつらと書きなぐります。

書きなぐりなので起承転結もなにもございません。ご了承ください。

いつぞやの記事にもこんなことを書いた気がしないでもありません。

 

■ #冬の宴2021 in ageHa The Final出演

自身の主催する #暴音部 にて何度もVJとして出演いただいているポイフル氏より届いた一報がきっかけで、 #冬の宴2021 in ageHa The Finalへ、 #暴音部 よりDJとして自身が、VJとしてポイフル氏がステージに立つこととなりました。

今月末に閉館となる日本最大のクラブ会場である新木場ageHa、その中で最大フロアであるARENAにて、自身が、そして自身の主催するイベントが名を(音を?)轟かすことができたこと、実感こそ今でもないもののじわりじわりと嬉しい気持ちが心の奥に湧いてきております。

 

セットに関する話題は別記事を参照ください。

 

極度の緊張状態であった為か自身がDJをしていた間の記憶があまりなく、また体調不良にて自身のDJターン後フロアを回ったりDJを観て・聴いていただいた皆さまから感想を伺ったりお礼を申し上げたりができずその辺りの感想がお出しできず恐縮です。

 

自身がDJを終えた後の控室へ、別イベントのとある方からご挨拶があり、「凄まじかった」という感想を頂戴しました。凄まじい音を出していましたもんね。

誠に光栄だという気持ちとともに、アニソンがイベントのカラーである「宴」において、アニソンを中心にDJをされている方から、アニソン皆無であった自身のDJに対してそうした反響があったことが大変に嬉しく思いました。

直接でなくとも、普段アニソンDJをなさっている方々からのTwitterでの反応も拝見しており、少なからず心を動かすことができたと実感しております。

 

■オタク向けクラブミュージックのこの先

この記事を書いている時点ではそのような動きはありませんが、上記のような反響を得たことで今後もしかすると、このようなアニソンイベントへお呼ばれする機会が出てくるのかな、という可能性を考慮しております。

 

2020年後半から"オンラインアニクラ"の数が減り、現場にアニクラが復活するに際し、傍から見ていた自身の印象としては「アニクラではアニソンを」という雰囲気を醸すイベントが増えているような気がしておりました。

以前の記事でも少し言及しておりますが、イベントではそのコンセプトが明確であり、惹き込まれるものがあればこそ集客や、そのイベントのそのイベントらしさの増強にも繋がることは大凡どの界隈でも当てはまるようで、その中でも一部アニクラにおいて「アニソンだけが流れる」というのも確かなイベントコンセプトと取れます。

その流れがなんとなく、配信イベントの揺り戻しであったのか、感じ取られるようでした。

そうした雰囲気を覚えていたこと、また、以前伺った「宴」ではアニソンばかりが流れるのを見ていたことから、自身のDJがウケるのか、ARENAから人が捌けてしまうのではないかという不安を感じておりましたが、実際のところはそんな心配も無用なものでした。

 

話が変わりますが、自身がこうしたアニクラでないクラブカルチャー・クラブミュージックに触れたきっかけが、2018年のKizuna AI 9週連続楽曲リリースおよび年末開催された1st Live “hello, world”でありました。

当時一番ガツンと来た曲はfuture baseでして、これがYunomi氏、ひいてはクラブミュージック、ダンスミュージックを深く知るきっかけとなりました。

何度も強く訴えていることなのですが、例えばKizuna AI氏が歌唱した曲がポップスであれば今存在するVシンガーの大凡は右に倣えでポップスを歌っていたのでないか、彼女がクラブサウンドを伴う楽曲を歌唱したから、あのようなコンポーザのキャスティングをしたからこそ今日においてもV楽曲の多くがEDMライクな楽曲となっているのでないかと考えております。

国産ダンスミュージックもニッチなジャンルに留まり、そこまで発展していなかったかもしれません。

自身個人の話に戻すと、彼女がいなければ、彼女があのような楽曲を展開しなければ、Yunomi氏に触れ、クラブの音楽に触れ、電音部と邂逅し、昨年末ageHaのARENAに立つ自分はいませんでした。

 

「国産」という記載方法をした理由について。

自身もそのひとりなのですが、歌詞が英語だったり歌がなかったり、という楽曲に対しハードルを高く見積もる方というのは大層に多いのではないかと考えております。

ちゃんと調べればわかるだろうけれど、聴いてみて直感的に何を言っているかわからない音楽やそもそも歌手のいない音楽に対して「日本語なら」と食わず嫌いをしている方。

自身のそのハードルを取っ払ってくれたのは間違いなくKizuna AI氏でありました。

一度ハードルが下がれば、案外と、例えば英語詞のEDMもインストのEDMも聴けるようになるものです。

 

その「自身にとってのKizuna AI」は、今や代替となる別の選択肢が数多にあります。

別のVTuberやVライバー、Vシンガーもクラブミュージックライクな楽曲を多数展開しています。

クラブミュージックを作曲しているコンポーザが日本の歌手と組むということも少なくありません。

そして電音部もその選択肢のひとつです。

 

属している界隈故に、電音部で初めてクラブ音楽に触れたという方々を多く見ております。

自身にとっての「Kizuna AI氏が理由でクラブ音楽を聴くようになった」が、他のどなたかにとっては「電音部が理由でクラブ音楽を聴くようになった」となっている光景を目の前にしております。

そして今回の #冬の宴2021 にて、もしかすると自身がアニソンしか聴かないという方に対して国産ダンスミュージック、オタク向けクラブミュージックのプロモーションを行えたのかもしれません。

 

前々から、2022年は自身の主催イベントだけを細々とやっていくつもりでおりました。

が、 #冬の宴2021 でのあれだけの反響を感じ取ると、そうもやっていられないなという感情が日に日に強くなってきております。

この章の頭で今後のイベントオファーの可能性について言及したのも、オタク向けクラブミュージックや電音部などを知るきっかけを自身が増やすことのできる可能性をとても楽しみにしている故のものです。

 

自分にしかできないんだと選民思想を訴えたいわけでも偉ぶっているわけでもありません。

ただただ、自分ができることをやりたいし、それは絶対楽しいから、という前向きな気持ちによるものです。

 

■応援しているVシンガーと会話をして

昨年大晦日、応援しているVシンガーであるところの式部めぐり氏と、彼女の開いていたTwitterスペースでお話をする機会がありました。

ファンが交代交代にマンツーマンで式部めぐり氏と話すという会であったに拘らず、なぜか最後の自身の番では、彼女が出演した「clubasia 25th Anniversary 暴力的にカワイイ」に同じく出演していたyamakagebeats氏、FAIO氏とも入れ替わりではあったもののそれぞれ会話させていただきました。

自身がどちらかというとクリエイター側扱いされていたんでしょうか、自身がお二方とも存じていて話題に挙げたからだったのでしょうか、あの流れは不思議でした。

歌ってみた動画へイラストを提供させていただいたり、 #冬の宴2021 も含め何度も曲を使わせていただいたりということにお礼を申し上げましたが、彼女もこの先への展望について「忙しい!」と嘆きながらも熱い気持ちを感じられる話を頂戴しました。

 

順番が前後してしまいましたが、この件もあって前章末の今年への活力になるものとなりました。

 

■今年やりたいことと、電音部について

DJ、VJを通してクラブシーンを盛り上げていくのはもちろんのこと、絵が描けるという性質を活かして、色々な方や企画の支援をしていければいいなという気持ちでおります。

VTuberの方や、音楽や。

 

自身の応援する電音部について、ファンの間でもクラブの人間、そうでない人間との温度感に差異を感じております。

供給に対する消費の仕方が異なるので当然なことではあるのですが、自分が何もできない人間ではないのでその状態を見てみぬふりをするのももったいないなと考えております。

例えばライブに対してフラワースタンドなどが出せるのであればそのお手伝いをするだとか、非公式MVに対して絵を提供するだとかはできたらいいなと思うなどしております。

 

クラブはクラブで楽しいですが、やってみたいこと、やりたいこともたくさんあります。

逆に、こういうことをやってみたいという気持ちに対して何か応えたい想いもあるので、本当に間口を広げて連絡・相談を受けたいなという所存です。

 

■ #暴音部 次回の開催

3/19(土)オールナイト 都内で開催します。

18歳以上入場可です。

どうやら何かからハシゴができそうな気がしますね。

 

■おねがい

#冬の宴2021 で自身がステージに立っている間の写真がありましたら、ぜひ自身のTwitterDM宛にお送りください。

アー写にできればと。