#冬の宴2021 in ageHa The Final #暴音部 セットリスト

お世話になります。眞冬です。

 

去る2021年12月29日、 #冬の宴2021 in ageHa The Finalへ、 #暴音部 として新木場ageHaのARENAにてDJをさせていただきました。

 

その際のセットリストについての感想や選曲理由等についてまとめます。

 

 

 

1.しあわせの魔法(feat. Jun Kuroda)/日高零奈(蔀祐佳)

初手電音部楽曲です。

電音部アキバエリアより1曲(セットに組み込んだ順序的に実質2曲目)。

実はセットに入れる予定がなかったのですが、30分の持ち時間に対し時間が余ったことから入れる曲について悩んだ結果、直前になり急遽入れた2曲の片方となります。

今回はフェス形式(と言っていいかわかりませんが)のイベントのため、初めてお会いする方が前のDJとなります。

前の方がどんな終わらせ方をしてもフェードインしていけばスムーズに「次のDJだ」と感じ取れるピアノの入りから1曲目に入れました。

電音部各エリアより1曲ずつとしたかったのですが、新曲であること、主人公の曲であることから自分を許す形で組み込みました。

今回はワンコーラスを素直に流す形としましたが、電音部ノベルを読んだ上でフルで聴くと化けます。

 

2.さよならアンドロメダ渋谷凛福原綾香),森久保乃々(高橋花林),大和亜季村中知

直前まで1曲目のはずであった曲。

知名度は相当だと考えており、電音部を知らないアニクラ側の方でも掴んでいけると思い選曲しました。

しあわせの魔法の歌い終わりとこの曲の歌い始めがピタッとハマったので、これはいいと思いしあわせの魔法を1曲目に入れ、この曲を2曲目としました。

 

3.Night Flying(feat. banvox)/灰島銀華(澁谷梓希

この曲が、ドロップで暴力を振るっていく曲から少しずつ落ち着いていく「承」の始まりです。

電音部アザブエリアより1曲。

さよならアンドロメダの間奏(サビ終わり)にこの曲のドロップ終わり「I will find……」の部分を重ね、落ち着いた流れかのように一見感ぜられる一方で、この曲をご存じの方は「来る!」と思われていたのではないでしょうか。

申し遅れましたが、今回のセットのテーマは「ARENAの破壊」でした。

オクタゴンスピーカーから発せられる強烈なドロップを浴びながら頭を振った方もいらっしゃると思います。

 

4.勿忘(feat. Sennzai)/tokiwa

電音部コンポーザでセットを縛ろうとしていたのですが、それが難しいと判断し入れた曲となります。

2020年の末に現れた、tokiwa氏の和の雰囲気を前面に押し出しながらも太いシンセが癖になるダンスミュージックです。

2020年で一番好きな曲かもしれません、以前の暴音部でも流した曲となります。

和と言えば、電音部新展開が気になりますね。

youtu.be

 

5.Shining Lights(feat. PSYQUI)/鳳凰火凛(健屋花那)

電音部シブヤエリアより1曲。

ARENA破壊。

シブヤエリアからは「Let Me Know(feat. Masayoshi Iimori)」を流したかったのですが、セット全体のBPMから叶わず。

「Don't stop アソベ!」の歌詞は、バンダイナムコのASOBINOTESを始めとする「アソビ~」を意識したものなのだと解釈しており、結果的にいい選曲になったのではないかと思っております。

ナムコのゲームのSEが後ろで鳴っていますし、ASOBINOTESおよび電音部のテーマソングなのかな、と考えていますがどうなんでしょう。

AOFのイメージキャラクターも鳳凰火凛ですし、裏主人公?のような立ち位置なんですかね。

 

6.Shining Lights[Masayoshi Iimori Remix]/鳳凰火凛(健屋花那)

ドロップ終わりからMasayoshi Iimori Remixにスイッチ。

ARENA破壊。

「Let Me Know」を流せなかった代わり、かつ電音部ファンイベントとして電音部テーマ曲と言っても過言でないShining Lightsフルがけの意味合いで流しました。

 

7.Lockdown(feat. NEONA)/PIKASONIC

電音部コンポーザでない作曲者の楽曲ではありますが、リリース当時は界隈を沸かせた1曲です。

みんな絶対に喜ぶので、と入れた曲になります。

PIKASONIC氏はインスト曲もたくさんリリースしていらっしゃいます。

一番好きな曲はこちらです。

 

8.Sky High/Kizuna AI

Kizuna AI氏に対する気持ちは先の記事に書き連ねております。

彼女の動画をしっかりと見始めたのが1st Liveも終わった2019年前半期、Sky Highのティザーが出るか出ないかの頃、かつ彼女の定義や存在に関する動画が出た――4人になる、という動きが出た頃ですね。

本当にこの曲が好きで、でも歌詞を読むと苦しくなって……と、とても重い感情を抱いている1曲。

Kizuna AI氏の無期限活動休止予定の報を受け、急遽足すこととなった2曲のうちもう一方がこの曲となります。

自身の重い重い感情とともに、彼女の1st Liveのパーカを着て今回の出演へ臨みました。

 

9.ファッション(feat. rinahamu)/Yunomi

Yunomi氏の曲のうち一番に好きな曲です、どこが好き、というのが申し上げられないのですが。

初めて聴いたときに心を掴まれ離してくれず、どうしてもどうしてもこの場で流したいと思っておりました。

Bandcamp専売の知る人ぞ知る……とまでは言いませんが、サブスクリプションでは聴けないために知名度が一段下がる曲。

知名度的にも楽曲それ自体の盛り上がり的にも、Sky High>ファッションだと思います、ファッションの後にSky Highを流した方が盛り上がると考えるのが正しいのだと思います。

でも、いつかDJでファッションを流すときにはSky Highの後に流したいと考えていた中、次のベルカまでの流れ。

意図的に段々と盛り上がり感を落としていくために綺麗にはまった順序になったのではないでしょうか。

 

10.ベルカ(feat. ミフメイ)/東雲和音(天音みほ)

電音部アキバエリアより1曲。

ARENA破壊における一番大事な1ピースであり、セットの中心と言って過言でない1曲です。

暴音部がageHaでDJをしたらという話をフォロワーとした際に、一番最初に挙がったのがこの曲でした。

「ARENAでベルカのセカンドドロップを聴きたい!」と。

セカンドドロップはベストアルバム -シーズン.0-でしか聴けません、ぜひベストアルバムを聴いてください。

この曲名ってどう綴るの、と英語圏の方に伺ったところ、ナムコエースコンバット」に出る「ベルカ公国」の名に倣って「Belka」という綴りで書くとお返事が来まして、「へぇぇ!」と声に出して納得するなどしました。

 

11.Fragments(ft. KOCHO)/Aiobahn

ファッションから段々と落ち着いた雰囲気に映る中、BPMを大きく変え「転」に移る曲となります。

ARENA破壊。

#暴音部 で初めて聴き、とんでもない音の鳴り方をしていると驚嘆し、以来、Fragmentsのドロップを「空間を支配する音」だと申しております。

ARENAで聴いたらどうなっちゃうんだろう、などと思いながらセットに入れました。

ベルカの歌い終わりにこの曲の頭のコーラスを重ね、BPMがここでがくんと下がるものの違和感を極力感じさせないような繋ぎにしたつもりだったのですがいかがでしたでしょうか。

Editについては先日ツイートした通りとなります。

 

12.Cloud Diver(PSYQUI Remix)[feat. 星宮とと]/TEMPLIME

ARENA破壊。

この曲も凄まじい音を轟かせるドロップが入ります。

Fragmentsは異なりますが、「転」では次のAqua Loopまでクラップを煽る曲が連なります。

雰囲気が変わったな、と気付かれた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

再生時間が短いので、次の曲を選ぶまでの余裕がなく慌てる慌てる。

次の曲にかけてのTEMPLIME繋ぎのために採用。

 

13.Aqua Loop(Müxek Remix)/式部めぐり

ARENA破壊。

Aqua Loopに聴き惚れ、TEMPLIMEおよび式部めぐり氏にドハマりしました。

彼女の曲はどうしても入れたいと考えており、別の曲と悩みに悩んだ結果、破壊を採りこの曲を選択しました。

Aqua Loopは原曲アルバム版、そしてこのMüxek氏のリミックスがあるのでそれぞれぜひ聴き比べていただきたいです。

原曲の気だるげ?力を抜いた?感じのボーカルと、アタックの強いトラックとの対比が心地いいです。

 

14.Unison/宝鐘マリン×Yunomi

セットの最後に向け、雰囲気をまた変えた「結」の1曲目。

本来別の曲を選ぶ予定だったのですが、どうしてもそちらについては切りどころがなくフルで流すほかなかったためにこちらを選びました。

サビ部分でかなり音量が上がるイメージがありますが、実はAメロでもドラムやトラックが割ととんでもない音を出しています。

宝鐘マリン氏、愉快なお姉さんだと思っておりましたがお歌も上手くてびっくりです。

 

15.Distortion(feat. Yunomi)/桜乃美々兎(小坂井祐莉絵),水上雛(大森日雅),犬吠埼紫杏(長谷川玲奈

最後のARENA破壊。

電音部ハラジュクエリアより1曲です。

「clubasia 25th Anniversary 暴力的にカワイイ」において、同じくARENAフロアでYunomi氏が初出しした曲でして、初見はとんでもない音が鳴っていることを認識するもただただ困惑するほかなかったのですが、その感覚をもう一度フロアに味わっていただきたく選曲いたしました。

実はDJブースはフロアの音があまり聴こえないのですが、モニタリングスピーカーからもあまりに凄まじい音が鳴っていたので次のDJの方と「やば!」と笑っていました。

初見の方はどんな表情をなさっていたんでしょう。

崖から突き放すように見え、一方でこんなにとんでもない曲がリリースされるコンテンツがあるんだと興味を持たせるような終わりとしたくこの曲を最後にいたしました。

 

■全体の感想

自身が極度の緊張状態にいた為にあまり覚えていないというのが正直なところ。

Unisonあたりから胃がキリキリと痛み始め、笑ってこそいましたがかなりきつかったです、終わり際でよかった。

強いて言えば、これを自分もフロアで浴びたかった!です。

皆さまからの感想をいくらか伺っているのですが、もっと聞きたい気持ちもあるのでお教えください。

 

暴音部、今年もやっていくぞの気持ち。

年末年始の諸々とこれからのこと

お世話になります。眞冬です。

 

去る2022年1月1日、Twitterにてスペースを開かせていただき、そこで話題に挙げた内容について、一部はかいつまんで、一部は補足してつらつらと書きなぐります。

書きなぐりなので起承転結もなにもございません。ご了承ください。

いつぞやの記事にもこんなことを書いた気がしないでもありません。

 

■ #冬の宴2021 in ageHa The Final出演

自身の主催する #暴音部 にて何度もVJとして出演いただいているポイフル氏より届いた一報がきっかけで、 #冬の宴2021 in ageHa The Finalへ、 #暴音部 よりDJとして自身が、VJとしてポイフル氏がステージに立つこととなりました。

今月末に閉館となる日本最大のクラブ会場である新木場ageHa、その中で最大フロアであるARENAにて、自身が、そして自身の主催するイベントが名を(音を?)轟かすことができたこと、実感こそ今でもないもののじわりじわりと嬉しい気持ちが心の奥に湧いてきております。

 

セットに関する話題は別記事を参照ください。

 

極度の緊張状態であった為か自身がDJをしていた間の記憶があまりなく、また体調不良にて自身のDJターン後フロアを回ったりDJを観て・聴いていただいた皆さまから感想を伺ったりお礼を申し上げたりができずその辺りの感想がお出しできず恐縮です。

 

自身がDJを終えた後の控室へ、別イベントのとある方からご挨拶があり、「凄まじかった」という感想を頂戴しました。凄まじい音を出していましたもんね。

誠に光栄だという気持ちとともに、アニソンがイベントのカラーである「宴」において、アニソンを中心にDJをされている方から、アニソン皆無であった自身のDJに対してそうした反響があったことが大変に嬉しく思いました。

直接でなくとも、普段アニソンDJをなさっている方々からのTwitterでの反応も拝見しており、少なからず心を動かすことができたと実感しております。

 

■オタク向けクラブミュージックのこの先

この記事を書いている時点ではそのような動きはありませんが、上記のような反響を得たことで今後もしかすると、このようなアニソンイベントへお呼ばれする機会が出てくるのかな、という可能性を考慮しております。

 

2020年後半から"オンラインアニクラ"の数が減り、現場にアニクラが復活するに際し、傍から見ていた自身の印象としては「アニクラではアニソンを」という雰囲気を醸すイベントが増えているような気がしておりました。

以前の記事でも少し言及しておりますが、イベントではそのコンセプトが明確であり、惹き込まれるものがあればこそ集客や、そのイベントのそのイベントらしさの増強にも繋がることは大凡どの界隈でも当てはまるようで、その中でも一部アニクラにおいて「アニソンだけが流れる」というのも確かなイベントコンセプトと取れます。

その流れがなんとなく、配信イベントの揺り戻しであったのか、感じ取られるようでした。

そうした雰囲気を覚えていたこと、また、以前伺った「宴」ではアニソンばかりが流れるのを見ていたことから、自身のDJがウケるのか、ARENAから人が捌けてしまうのではないかという不安を感じておりましたが、実際のところはそんな心配も無用なものでした。

 

話が変わりますが、自身がこうしたアニクラでないクラブカルチャー・クラブミュージックに触れたきっかけが、2018年のKizuna AI 9週連続楽曲リリースおよび年末開催された1st Live “hello, world”でありました。

当時一番ガツンと来た曲はfuture baseでして、これがYunomi氏、ひいてはクラブミュージック、ダンスミュージックを深く知るきっかけとなりました。

何度も強く訴えていることなのですが、例えばKizuna AI氏が歌唱した曲がポップスであれば今存在するVシンガーの大凡は右に倣えでポップスを歌っていたのでないか、彼女がクラブサウンドを伴う楽曲を歌唱したから、あのようなコンポーザのキャスティングをしたからこそ今日においてもV楽曲の多くがEDMライクな楽曲となっているのでないかと考えております。

国産ダンスミュージックもニッチなジャンルに留まり、そこまで発展していなかったかもしれません。

自身個人の話に戻すと、彼女がいなければ、彼女があのような楽曲を展開しなければ、Yunomi氏に触れ、クラブの音楽に触れ、電音部と邂逅し、昨年末ageHaのARENAに立つ自分はいませんでした。

 

「国産」という記載方法をした理由について。

自身もそのひとりなのですが、歌詞が英語だったり歌がなかったり、という楽曲に対しハードルを高く見積もる方というのは大層に多いのではないかと考えております。

ちゃんと調べればわかるだろうけれど、聴いてみて直感的に何を言っているかわからない音楽やそもそも歌手のいない音楽に対して「日本語なら」と食わず嫌いをしている方。

自身のそのハードルを取っ払ってくれたのは間違いなくKizuna AI氏でありました。

一度ハードルが下がれば、案外と、例えば英語詞のEDMもインストのEDMも聴けるようになるものです。

 

その「自身にとってのKizuna AI」は、今や代替となる別の選択肢が数多にあります。

別のVTuberやVライバー、Vシンガーもクラブミュージックライクな楽曲を多数展開しています。

クラブミュージックを作曲しているコンポーザが日本の歌手と組むということも少なくありません。

そして電音部もその選択肢のひとつです。

 

属している界隈故に、電音部で初めてクラブ音楽に触れたという方々を多く見ております。

自身にとっての「Kizuna AI氏が理由でクラブ音楽を聴くようになった」が、他のどなたかにとっては「電音部が理由でクラブ音楽を聴くようになった」となっている光景を目の前にしております。

そして今回の #冬の宴2021 にて、もしかすると自身がアニソンしか聴かないという方に対して国産ダンスミュージック、オタク向けクラブミュージックのプロモーションを行えたのかもしれません。

 

前々から、2022年は自身の主催イベントだけを細々とやっていくつもりでおりました。

が、 #冬の宴2021 でのあれだけの反響を感じ取ると、そうもやっていられないなという感情が日に日に強くなってきております。

この章の頭で今後のイベントオファーの可能性について言及したのも、オタク向けクラブミュージックや電音部などを知るきっかけを自身が増やすことのできる可能性をとても楽しみにしている故のものです。

 

自分にしかできないんだと選民思想を訴えたいわけでも偉ぶっているわけでもありません。

ただただ、自分ができることをやりたいし、それは絶対楽しいから、という前向きな気持ちによるものです。

 

■応援しているVシンガーと会話をして

昨年大晦日、応援しているVシンガーであるところの式部めぐり氏と、彼女の開いていたTwitterスペースでお話をする機会がありました。

ファンが交代交代にマンツーマンで式部めぐり氏と話すという会であったに拘らず、なぜか最後の自身の番では、彼女が出演した「clubasia 25th Anniversary 暴力的にカワイイ」に同じく出演していたyamakagebeats氏、FAIO氏とも入れ替わりではあったもののそれぞれ会話させていただきました。

自身がどちらかというとクリエイター側扱いされていたんでしょうか、自身がお二方とも存じていて話題に挙げたからだったのでしょうか、あの流れは不思議でした。

歌ってみた動画へイラストを提供させていただいたり、 #冬の宴2021 も含め何度も曲を使わせていただいたりということにお礼を申し上げましたが、彼女もこの先への展望について「忙しい!」と嘆きながらも熱い気持ちを感じられる話を頂戴しました。

 

順番が前後してしまいましたが、この件もあって前章末の今年への活力になるものとなりました。

 

■今年やりたいことと、電音部について

DJ、VJを通してクラブシーンを盛り上げていくのはもちろんのこと、絵が描けるという性質を活かして、色々な方や企画の支援をしていければいいなという気持ちでおります。

VTuberの方や、音楽や。

 

自身の応援する電音部について、ファンの間でもクラブの人間、そうでない人間との温度感に差異を感じております。

供給に対する消費の仕方が異なるので当然なことではあるのですが、自分が何もできない人間ではないのでその状態を見てみぬふりをするのももったいないなと考えております。

例えばライブに対してフラワースタンドなどが出せるのであればそのお手伝いをするだとか、非公式MVに対して絵を提供するだとかはできたらいいなと思うなどしております。

 

クラブはクラブで楽しいですが、やってみたいこと、やりたいこともたくさんあります。

逆に、こういうことをやってみたいという気持ちに対して何か応えたい想いもあるので、本当に間口を広げて連絡・相談を受けたいなという所存です。

 

■ #暴音部 次回の開催

3/19(土)オールナイト 都内で開催します。

18歳以上入場可です。

どうやら何かからハシゴができそうな気がしますね。

 

■おねがい

#冬の宴2021 で自身がステージに立っている間の写真がありましたら、ぜひ自身のTwitterDM宛にお送りください。

アー写にできればと。

 

#暴音部 vol.01が開催されるまでのあれこれと終えてからのそれこれ

お世話になります。眞冬です。

 

去る2020年12月6日、大盛況に終わった #暴音部 vol.01につきまして、諸々を書きなぐりたくなったので、投稿させていただきます。

書きなぐりなので起承転結もなにもございません。ご了承ください。

 

■本イベントを立ち上げるに至った経緯

2019年末頃より、何らかのイベント主催をやりたいなとぼんやりと考えており、

盛り上がるイベントとは何ぞやというところで、色々なイベントにお邪魔したり色々な情報を得たりする中で、

1)コンセプトが明確であれば初見でも足を運びやすい
2)イベントのコンセプトを何かしら有名なそれに寄り掛かる形もありなのではないか

という考えに至りました。

 

1)コンセプトが明確であれば初見でも足を運びやすい

もう散々言われていることだとは思うのでこの件についてはつらつらとは語りません。

コンセプトがはっきりしていれば、何がかかるかわからないイベントよりも行きやすいのはなんとなくわかることとおもいます。

何がかかるかわからない、というコンセプトのイベントもあるので一概には言えませんが。

実は以前、Yunomi、YUC'e、Aiobahn(敬称略)等の音楽を中心に据え、Kawaii Future Bass(最近、そう言われる音楽がFuture Bassでないのでないかという意見が出てきておりKawaii EDMと呼ばれることもあるようです)をコンセプトとしたイベントを開催しようと画策していたのですが、去る2020年6月28日、その予定は瓦解しました。

(結果、自身もよく行くこととなるKawaii Future Bassをコンセプトとしたイベントが開催されたので、競合せず済んだのは運が良かったのかもしれません)

 

ASOBINOTES ONLINE FES。

終演後の「電音部」発表。

 

自分の画策していたイベントが、大きな会社の大きなコンテンツに喰われてしまったと思い、中止を判断しました。

 

が。

 

2)イベントのコンセプトを何かしら有名なそれに寄り掛かる形もありなのではないか

去年伺ったとあるコンテンツのオンリーイベントが大変に盛り上がっており、その盛り上がった理由について少々考えてみたのですが、

集客のパワーを出演者に頼るわけでなく、そのコンテンツに頼っていることに気付きました。

1)で明確化させたかったコンセプトを、「こういう音楽が流れる」でなく「こういうコンテンツに関連する音楽が流れる」という形にスライドさせる形もよいのでないかと考えました。

結果、自身の立ち上げようとしたイベントを中止させるに至ったこのコンテンツを、むしろ自身のイベントの拠り所とすることとなりました。

 

 

■「こういう音楽もウケるんだな」という発見

自身は以前アニクラでDJやVJをしており、ただ、そんな中、曲が好きという理由でアニソンアーティストや声優のノンタイアップ楽曲を流してフロアを冷やすことも度々あるような人間でした。

やはりアニクラではアニメソングが求められることが多く(イベントや客層により、当然万事が万事そうとは限りませんが)、自分の居場所はここではないんだなという息苦しさを感じておりました。

 

そんな最中での某感染症流行により、在宅が推奨され、イベントも自粛ムードで開催ができなくなった中、

Twitch等の配信媒体を通じ所謂"オンラインアニクラ"が多数開催されるようになりました。

これまで出会うことのなかった方々のプレイを聴く中で、

配信であれば聴く側もお金を払っているわけでないから、というわけか、

「自重しない選曲でのプレイ」というものもいくらか見受けられるようになりました。

 

自身はTwitterアカウントをそんな時期に移行しており、移行の間のクッションとしてとあるアカウントを"オンラインアニクラ"用に運用していたのですが、

それこそ自身のハマっているYunomiなどの音楽をセットの最中に入れてみたところ、案外とこういうのもウケるんだな、"アニクラ"に縋る必要もないんじゃないか、と気付くことと相成りました。

 

実際、AOFでの「電音部」およびそのコンポーザ発表により数多の方々が熱狂したのをこの目に入れており、「これからはこういう音楽でイベントを開催したら絶対に盛り上がる」という判断に繋がりました。

 

■実際に開催してみて

まず出演陣について。

出演者は自身含め4名のみ確定しており、自身以外の3名に残りの4名の推薦をお願いし、今回の8名での開催となりました。

当イベントにおいては選曲の重複を防ぐために事前のセットリストを出演者へお願いしているのですが、出演陣の自重しないセットリストにもう笑うほかありませんでした。

イベントのコンセプトについてだとか、こんな音楽を流してほしいだとか、あまり多くは伝えなかったのですが、求めているものを察していただけたのか、もうほんとうにやりたい放題やっていただいたのかはわからないのですが、みなさん「バカの盛ってきたバイキングプレート」を持ってきてくださいました。

 

来場者について。

まず、広報や事前準備を入念に行った中で諸々を推し進めようとは考えていた一方、イベント発表をした際に、会場指定の上限人数の半分くらい行けば御の字くらいかなと考えていたのですが、5時間強で会場指定の人数に突破してしまい、ただただ驚くばかりでした。

そして当日。

実際、これまでクラブに行っていた人も、アニクラに行っていてこうしたイベントに来られるのが初めてだった人もいたのでないかなと思います。

そんな中で、知らない曲にも盛り上がってくださって、ドロップには歓声や拍手を届けてくださって、DJ、VJ、客で一体になって高まれるイベントにしてくださったのは来場者のみなさまに他ならないと考えております。

 

全員で暴れてバカになれたイベントだったと思います。

この場を借りて、このイベントに関わってくださったみなさまに深く深くお礼を申し上げます。

またバカになりたいです。

 

■vol.02、vol.03、その先に向けて

まだ何も考えておりません。

vol.02については色々進めておりますので楽しみにしていてください。

 

■反省点

・Resolumeで、外付けHDDに入れた映像loop素材を読み込むとその度にHDDが回りだして読み込み完了するまで映像が固まってしまうので、今度はSSDに入れて行きます。

・主催がPCDJじゃ格好がつかないだとか考えて慣れないCDJを使うべきでありませんでした。オーディオインターフェースを購入して音質面をクリアした状態で次回以降はPCDJでDJをします。