#暴音部 vol.01が開催されるまでのあれこれと終えてからのそれこれ

お世話になります。眞冬です。

 

去る2020年12月6日、大盛況に終わった #暴音部 vol.01につきまして、諸々を書きなぐりたくなったので、投稿させていただきます。

書きなぐりなので起承転結もなにもございません。ご了承ください。

 

■本イベントを立ち上げるに至った経緯

2019年末頃より、何らかのイベント主催をやりたいなとぼんやりと考えており、

盛り上がるイベントとは何ぞやというところで、色々なイベントにお邪魔したり色々な情報を得たりする中で、

1)コンセプトが明確であれば初見でも足を運びやすい
2)イベントのコンセプトを何かしら有名なそれに寄り掛かる形もありなのではないか

という考えに至りました。

 

1)コンセプトが明確であれば初見でも足を運びやすい

もう散々言われていることだとは思うのでこの件についてはつらつらとは語りません。

コンセプトがはっきりしていれば、何がかかるかわからないイベントよりも行きやすいのはなんとなくわかることとおもいます。

何がかかるかわからない、というコンセプトのイベントもあるので一概には言えませんが。

実は以前、Yunomi、YUC'e、Aiobahn(敬称略)等の音楽を中心に据え、Kawaii Future Bass(最近、そう言われる音楽がFuture Bassでないのでないかという意見が出てきておりKawaii EDMと呼ばれることもあるようです)をコンセプトとしたイベントを開催しようと画策していたのですが、去る2020年6月28日、その予定は瓦解しました。

(結果、自身もよく行くこととなるKawaii Future Bassをコンセプトとしたイベントが開催されたので、競合せず済んだのは運が良かったのかもしれません)

 

ASOBINOTES ONLINE FES。

終演後の「電音部」発表。

 

自分の画策していたイベントが、大きな会社の大きなコンテンツに喰われてしまったと思い、中止を判断しました。

 

が。

 

2)イベントのコンセプトを何かしら有名なそれに寄り掛かる形もありなのではないか

去年伺ったとあるコンテンツのオンリーイベントが大変に盛り上がっており、その盛り上がった理由について少々考えてみたのですが、

集客のパワーを出演者に頼るわけでなく、そのコンテンツに頼っていることに気付きました。

1)で明確化させたかったコンセプトを、「こういう音楽が流れる」でなく「こういうコンテンツに関連する音楽が流れる」という形にスライドさせる形もよいのでないかと考えました。

結果、自身の立ち上げようとしたイベントを中止させるに至ったこのコンテンツを、むしろ自身のイベントの拠り所とすることとなりました。

 

 

■「こういう音楽もウケるんだな」という発見

自身は以前アニクラでDJやVJをしており、ただ、そんな中、曲が好きという理由でアニソンアーティストや声優のノンタイアップ楽曲を流してフロアを冷やすことも度々あるような人間でした。

やはりアニクラではアニメソングが求められることが多く(イベントや客層により、当然万事が万事そうとは限りませんが)、自分の居場所はここではないんだなという息苦しさを感じておりました。

 

そんな最中での某感染症流行により、在宅が推奨され、イベントも自粛ムードで開催ができなくなった中、

Twitch等の配信媒体を通じ所謂"オンラインアニクラ"が多数開催されるようになりました。

これまで出会うことのなかった方々のプレイを聴く中で、

配信であれば聴く側もお金を払っているわけでないから、というわけか、

「自重しない選曲でのプレイ」というものもいくらか見受けられるようになりました。

 

自身はTwitterアカウントをそんな時期に移行しており、移行の間のクッションとしてとあるアカウントを"オンラインアニクラ"用に運用していたのですが、

それこそ自身のハマっているYunomiなどの音楽をセットの最中に入れてみたところ、案外とこういうのもウケるんだな、"アニクラ"に縋る必要もないんじゃないか、と気付くことと相成りました。

 

実際、AOFでの「電音部」およびそのコンポーザ発表により数多の方々が熱狂したのをこの目に入れており、「これからはこういう音楽でイベントを開催したら絶対に盛り上がる」という判断に繋がりました。

 

■実際に開催してみて

まず出演陣について。

出演者は自身含め4名のみ確定しており、自身以外の3名に残りの4名の推薦をお願いし、今回の8名での開催となりました。

当イベントにおいては選曲の重複を防ぐために事前のセットリストを出演者へお願いしているのですが、出演陣の自重しないセットリストにもう笑うほかありませんでした。

イベントのコンセプトについてだとか、こんな音楽を流してほしいだとか、あまり多くは伝えなかったのですが、求めているものを察していただけたのか、もうほんとうにやりたい放題やっていただいたのかはわからないのですが、みなさん「バカの盛ってきたバイキングプレート」を持ってきてくださいました。

 

来場者について。

まず、広報や事前準備を入念に行った中で諸々を推し進めようとは考えていた一方、イベント発表をした際に、会場指定の上限人数の半分くらい行けば御の字くらいかなと考えていたのですが、5時間強で会場指定の人数に突破してしまい、ただただ驚くばかりでした。

そして当日。

実際、これまでクラブに行っていた人も、アニクラに行っていてこうしたイベントに来られるのが初めてだった人もいたのでないかなと思います。

そんな中で、知らない曲にも盛り上がってくださって、ドロップには歓声や拍手を届けてくださって、DJ、VJ、客で一体になって高まれるイベントにしてくださったのは来場者のみなさまに他ならないと考えております。

 

全員で暴れてバカになれたイベントだったと思います。

この場を借りて、このイベントに関わってくださったみなさまに深く深くお礼を申し上げます。

またバカになりたいです。

 

■vol.02、vol.03、その先に向けて

まだ何も考えておりません。

vol.02については色々進めておりますので楽しみにしていてください。

 

■反省点

・Resolumeで、外付けHDDに入れた映像loop素材を読み込むとその度にHDDが回りだして読み込み完了するまで映像が固まってしまうので、今度はSSDに入れて行きます。

・主催がPCDJじゃ格好がつかないだとか考えて慣れないCDJを使うべきでありませんでした。オーディオインターフェースを購入して音質面をクリアした状態で次回以降はPCDJでDJをします。